【SVシーズン9】【最終2009/283位】避坑落井マインライドゴー〜闇夜に浮かぶ幻惑の気球〜

 

アローラ!どうもおかともです!

 

間が空きましたがレート2000達成できたので記事を書きたいと思います。

 

 

【構築経緯】

フィールドを利用した構築を模索している中で相性の良い特性の軽業+シードを考えた時にフワライドが候補に上がり、どうせなら得意の回避バトンをやろうと思い構築を組みました。

 

 

【コンセプト】

・選出をパターン化して再現性を高める。

・一撃必殺を採用したからには迷いなくぶっ放す。

・相手の一撃必殺と電磁波には付き合わない

 

ポケモンの選定】

構築の軸となるフワライドを採用。

 

起点作りとして唯一無二の性能をしていたヒスイマルマインを採用。

 

吹き飛ばし、呪い、滅びの歌を特性により全てシャットアウトできる最強のエースとしてサーフゴーを採用。

 

バトンが出せない構築に対してハミチンを複数回打てる可能性があるドドゲザンを採用。

 

選出画面にいるだけで相手にプレッシャーを感じさせながら絶対零度を打てるパオジアンを採用。

 

水ウーラオス+ジバコイルがきつかったので地面テラバハバタクカミを採用。

 

【個体紹介】(順不同)

 

マルマイン(ヒスイ)@気合いの襷

テラスタイプ 氷

実数値 143-70-121-*-100-215

努力値   H60   B244  S204

性格:陽気     特性:静電気

大爆発/挑発/電磁波/グラスフィールド

 

調整意図

・準速スカーフランドロス抜き

・陽気鉢巻ドラパのアロー最大2連意外耐え

・陽気ラオスのインファ+アクジェ確定耐え

・無振りディンルーの地震2発94.9%耐え

 

個人的に最強の起点作り役。

調整は、僕の大好きな実況者のランドセルさんが使っておられた調整をお借りしました。(ニコニコ動画時代からカイリキイズム大好きです。嬉しいお言葉も頂きました。)

 

今使用できるポケモンの中でレジエレキに次ぐ2番目の素早さを持つポケモンです。この素早さから優秀な補助技を打ててさらに自主退場技まで完備しています。

マルマインの前は、電気玉投げつけるエレキフィールドツツミで起点を作成していましたが自主退場技がなく、扱いずらかったのをマルマインに変えたら安定感がものすごく上がりました。

マイナーポケモンだから採用したのではなく、このポケモンでしか出来ないことがあります。

 

【特性について】

静電気で使っていて恩恵を感じたのはウーラ、ランド、ハッサムのとんぼがえりの時にたまに発動するぐらいでした。

マルマインは、パオジアンやディンルーと対面することが多く、つららおとし、氷の礫、地震など非接触技を受けることが多かったので誘爆にしてパオジアンの襷を削る方が良かったかもしれません。

 

 

【技について】

・大爆発

自主退場技としては、専用技クロロブラストがありますが退場に2ターンかかってしまうことと草食ヒスイヌメルゴンに吸われてしまうので大爆発にしました。

技威力と相まって攻撃が低いマルマインでも結構な火力になります。

・挑発

この速さから飛んでくる挑発を止められるポケモンは少ないです。

・電磁波

起点作りの代名詞。パオジアンの素早さを奪うことが出来ればサーフゴーが上から安全に身代わりを置くことができるようになります。

グラスフィールド

エレキフィールドに比べて相手が受ける恩恵が少ないです。エレキフィールドは未来パラドックスを強化してしまったり、フワライドで辛い電気技の威力を上げてしまったりするのでグラスフィールドの方が都合がいいです。

 

 

ちなみにUSMの時に原種のマルマインドーブルにレート2000に連れていってもらったことがあるので原種とヒスイのマルマイン両方でレート2000達成したのは多分僕だけです。(嬉しい)

 

 

フワライド@グラスシード

テラスタイプ 水

実数値 225-*-79-111-91-145

努力値    B116  C4  D136 S252

性格:臆病     特性:軽業

エアスラ/小さくなる/身代わり/バトンタッチ

 

調整意図

・最速(ブーエナハバカミの上をとれたりするため)

フワライドを最速で採用するのはなんか時代を感じてしまいます。

 

 

構築の軸となる存在。

マルマイングラスフィールドと電磁波の起点作りから小さくなってサーフゴーに繋ぎます。

麻痺+回避率2段階上昇は、確率としてこちらに有利な勝負なので積極的に仕掛けていきます。

 

【テラスタイプについて】

ラスタルは、水を選択しました。理由は、水ウーラオスの水流連打を半減させることとセグレイブのつららばりを半減できるためです。

水ウーラオスは、水テラスをきりながら抜群エアスラで倒しきるプレイングを心掛けました。

回避と怯みを合わせて突破したり、剣舞を押される場面が多かったので無償突破も多くありました。

欠点としては、電気技がテラス前、後も弱点の為、電気テラバパオジアンが厳しかったです。

後述のサーフゴーは、テラスなしでも戦えるので厄介な相手を倒したい時や小さくなるを2.3回積みたい時に積極的にきりました。

 

構築の軸としてフワライドには本当にお世話になりました。バトンタッチする時くるくる回るの本当にかわいいんで見たことない方は見てみて下さい。

 

 

 

サーフゴー@光の粉

テラスタイプ 水

実数値 193-*-117-153-111-149

努力値    H244  B12  S252

性格:臆病     特性:黄金の体

ラスカノ/悪巧み/身代わり/自己再生

 

調整意図

・最速

 

https://t.co/Zkjsp2djlF

調整に関しては、おのちゃんさんの記事を参考にしました。掲載許可ありがとうございます!

 

バトン構築の弊害である、滅びの歌、吹き飛ばし、呪いその他アンコールや挑発なども効かない非常に便利なエースです。

ただ、黄金の体は、黒い霧を防ぐことが出来ないので注意が必要です。

 

欠点としては、素早さを上げる手段がないことです。なのでサーフゴーより早いポケモンに常に2連当て負けのリスクが付きまといます。

 

前期は、飛行テラステラバ1ウェポン型を使っていましたがサフゴにテラスを残さないと詰むのでライドにテラスを切れなかったがラスカノにすることでライドにテラスを切って小さくなるを2.3回積んだり、水ウーラオスを倒しにいけたりと戦略の幅が広がりました。

 

【道具について】

道具は、光の粉を選択しました。相手にバトン対策ポケモンがいる場合、回避率2段階上昇と防御上昇しか引き継げないので回避の確率を40→46%に引き上げることができるこの持ち物と相性が良かったです。

ライドバトンに失敗しても粉と麻痺で悪巧みを積んで3タテしたことも結構あります。

また、サーフゴーがテラスを強要されて水テラスになってパオジアンの聖剣避けて相手が固まっていたのが印象的でした。

 

光の粉という道具は、運に頼った持ち物と思われがちですが場に居座る時間が長いポケモンにおいては、順当に避けてくれます。

また、当たり前ですが道具は、道具を持つことでしか効果を発揮しませんので先制の爪などの持ち物もポケモン次第ではネタとしてではなく真面目に候補に入ってくると考えています。

 

色んな場面で活躍してくれて本当に心強い味方でした。

 

 

パオジアン@回復きのみ

テラスタイプ エスパー

実数値 161-167-100-*-85-205

努力値    H44  A212  S252

性格:陽気     特性:災いの剣

サイコファング/聖剣/†絶対零度†/身代わり

 

調整意図

・最速

・16n+1

 

上から絶対零度を打って無理な相手を30%で突破しようと考えましたが命中率はそんなに良くなかったです。

ただ、エスパーテラスサイコファングで水ウーラオスを破壊できるのが非常に便利で削れている水ウーラならテラスを切らずに倒せるのも電気・草テラバなどと違う点です。

もともと役割破壊前提のポケモンとして採用したので汎用性は求めておらずこのような技構成になっています。

 

 

ドドゲザン@食べ残し

テラスタイプ 飛行

実数値 205-155-187-*-105-75

努力値    H236  B236  S36

性格:腕白    特性:まけんき

ドゲザン/アイヘ/†ハサミギロチン†/身代わり

 

調整意図

・Sは同族意識で36振り

・ヘイラッシャのA無振りウェーブタックルを13/16で身代わりが耐える

 

この構築のMVP。

非常に高い耐久力で自身より遅いポケモンに対して無類の強さがあり、ハミチンを複数回うつことが容易にできます。

また、元々のスペックが高く対面での打ち合いにも非常に強いです。

身代わりを採用することでこの構築で100%出てくる相手のドドゲザンに対しても安定して勝つことが出来たのが非常に良かったです。

 

2000チャレンジの試合は、初めてライドバトンからドドゲザンに繋いでドドゲザンが2連ハミチンを決めてランドロス地震を飛行テラスですかして勝ちました。

 

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ 地面

実数値 131-*-75-187-155-205

努力値    H4  C252  S252

性格:臆病    特性:古代活性

ムンフォ/テラバ/10万ボルト/瞑想

 

調整意図

・最速

 

ジバコイル絡みのサイクルが厄介だったので奇襲をかけられる地面テラバで採用しました。

10万ボルトを採用することで水ウーラオスに相手のテラスを気にせず打てるのが扱いやすかったです。

また、数は多くありませんがこの構築できついレジエレキにも強いです。

基本的にはスイーパーとして最後に出すかジバコイルを破壊する目的で先発させるかのどちらかでした。

 

 

【選出パターン】

・マイン+ライド+ゴー

 

相手にドドゲザンorヘイラッシャorドヒドイデorドオーorキョジオーンがいた場合

 

・マイン+ドゲザorパオorハバカミ

 

コンセプト通り簡単でしょ

 

【感想】

害悪バトンとして有名なライドバトンですがレートが高い強者が簡単に起点を作らせてくれたり、バトンを繋がしてくれるわけもなく、ひたすらトライアンドエラーの繰り返し、使用率トップ30のポケモン1匹1匹に確立した立ち回りを模索しながら戦っていました。立ち回りを確立していないと数戦運良く勝てても勝ち続けることは出来ないです。

 

改造やトスなどの不正行為ではなくルールの中で勝てるようするにはどうすれば良いかを常に考えています。

僕はルールの中でやっている戦術に対して文句を言うべきではないと思っているので全て受け入れています。

そして、相手がいて初めてできるポケモン対戦において相手への批判、侮辱行為は絶対に許されるべきではありません。

 

ポケモン対戦する人は、色んな考えの人がいるので正解はありませんが相手へのリスペクトを忘れたプレイヤーは、良い結果を出しても祝福してくれる人がいずれいなくなります。その事を忘れずにいてほしい。

そして、自分を大切にしてくれる人達を大切にして下さい。

 

 

また、記事が書けるように全力で対戦します!

来期は、ダブルバトルに参戦してみようと思うのでやってる方は色々教えて下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました!