【S14最高最終2005】チョッキミミロップスタン〜勝利の女神は不器用な兎〜
どうもおかともです!
シーズン9の根をはるドーブル以来、ひっさしぶりにレート2000を達成できたので構築記事を書かせていただきます!
《構築経緯》
僕は、今シーズン本当に色々な構築を試して
自分が1番好きな構築の形であるバトン+積み(詰み)展開という展開構築をコンセプトに、構築を組んでいました。
まず、初めに自分がシーズン7に使用していた分身バトン+ポリゴンZの構築を参考にしている中でチョッキミミロップ が思ったより環境に刺さっているな感じました。
ですが、ペンドラーと組ませてしまうとチョッキミミロップ とバレる可能性があったため、組むポケモンを試行錯誤しました。
その中で出会ったのがt/Tさんの威張るJAPAN
そして、しばえんさんの積みサイクル構築
http://espeon-drifblim.hatenablog.com/entry/2018/09/04/154349
この2つの構築を参考に自分なりの色を加えて構築を作っていきました。
《個別紹介》
ミミロップ @チョッキ
特性:ぶきよう 性格:臆病
努力値 H228 S252 残りD
選出率3位
本構築の出発点であり勝利の女神。このポケモンの役割は僕の天敵カバルドンにチョッキをすり替え機能を停止させることです。
見てもらえばわかる通り、この構築でメガ進化しそうなポケモンがミミロップ しかいません。なのでほぼ相手はメガミミロップ を想定し、ゲッコウガやカプコケコと対面した際には物理受けであるカバルドンに引いてきます。
そこを逆手にとって身代わりを貼り、チョッキすり替えます。地震しかできないカバルドンの完成です。そのままバトンタッチでオニゴーリ につなぐことで安全にムラッけ回数を稼ぐことができます。
ふきとばしエアームドや黒い霧ドヒドイデなどムラッけ、積み(詰み)展開を通すにあたりめんどくさいこれら物理受けポケモンなどに対しても機能停止に追い込むことが可能です。
電磁波も入れることでチョッキすり替えに失敗しても最低限ゴーリの積むチャンスを作ることができます。
想定されないところから飛んでくる電磁波というのは警戒されにくく通りやすかったです。
また、このミミロップ を色違いにする事でさらに相手はメガ進化を警戒します。
選出画面の左上、色違い、メガ進化しそうなポケモンこの様な心理的な要因により相手はチョッキミミロップ の思考から遠ざかります。
少しでもメガミミロップ を警戒させることに成功したならそれだけで僕の勝ちです。
常識にとらわれていては柔軟な発想は生まれてきません。
このミミロップ は柔軟じゃないんですけどね ガハハハハハ
オニゴーリ@食べ残し
特性:ムラッけ 性格:せっかち
努力値 その辺にあった調整を丸パクリ
選出率1位
間違いなくMVP。初めは挑発ゴーリで使っていたのですが、役割対象である呪いミミッキュなどは鋼勢(グロス、ガルド、ルカリオ、ハッサム)等と組まれていることが多く、
ミミッキュに勝てても周りに勝てないみたいな状況に陥りやすかったです。
なので、これらのポケモンに勝てる可能性が高い地震ゴーリに変更しました。ゴーリの地震は想定されることがなくバンバン役割対象を破壊することができました。
また、一方的にCが下がった状態でも、Aさえ下がらなければ、ダメージを与えられるのは本当に便利でした。
地震であることでバシャーモやウツロイド、メガゲンガーなどフリーズドライが通らないポケモンに対しても、起点さえ使ってやればeasy winが狙えます。
改めてこのポケモンのスペックの高さを感じました。このポケモンを扱う上で大事なのは周りのサポートです。
相手がオニゴーリの対策をしてきたところをさらにこちらが対策することで本当に最狂のポケモンになれます。
周りのポケモンでサポートしてやり、ムラッけの試行回数を稼ぐことでそれはもはや運ではありません。
あとオニゴーリ使っちゃいけないなんてルールはどこにもないので堂々と使いましょう。
ベトベトン@マゴのみ
特性:くいしんぼう 性格:慎重
努力値 H252 B180 D76
選出率2位
このベトンに何度救われただろう。ベトベトンの良さはまず優秀な耐性です。
半減4つ、無効1つ、弱点1つと弱点をつかれにくく、素晴らしいです。
そして半分回復きのみを盾に対面のポケモンまたは、後ろから出てくるであろうポケモンを予想し、技を積んでいきます。
使い方に慣れてくれば、どちらの積み技から入るべきかの判断ができるようになります。
タイプ一致地震を撃ってくるランドロスやガブリアス、マンムーに対してものろいを1回積んだ状態なら起点にしてしまえるほど硬くなれます。
ただ特殊方面に関しては硬く慣れないので注意が必要になります。
けれども元々D方面は硬いので火力の高い特殊Zでなければ耐えることが多いです。
ベトベトンの弱点は身代わりを持っていないことによる急所及びZ技の対処がしにくいことです。
また、一撃必殺技にも弱く、またのろいを積まないと火力もない為、逆に相手の起点になってしまう場合もあります。
それでも尚、避けて耐えて何度も絶望的な状況から3タテしてくれた頼れる積み(詰み)エースです。
舐めてかかられることも多く、悠長な居座りから積み(詰み)技を2回使うことで有利な状況になることもありました。
このポケモン本当に強いのでオススメです。
ラティオス@光の粘土
特性:浮遊 性格:臆病
努力値 H140 D112 S252
選出率4位
攻撃技がない優しいお兄ちゃん。相手の構築にミミロップ の役割対象がいない時、先発で壁貼りと麻痺を撒き散らすのが役割です。
オニゴーリ、ベトン、後述のウルガモス、カミツルギの積む隙を強制的に作り出します。
ラティオスは攻撃的な種族値をしているからこそ壁貼り型は読まれず、両壁、電磁波、おきみやげ全ての技を使い、退場することも多かったです。
ここの枠をラティアスに変えて、癒しの願いを持たせるとゴーリとのシナジーがあるのですが、ゴーリを初手で展開するよりもラティオスで確実に起点を作ってから
裏のエースたちが積み(詰み)始めた方が勝率が高いと判断し、ラティオスにしました。
読まれない電磁波はやっぱり強い。
ウルガモス@草Z
特性:炎の体 性格:控えめ
選出率5位
影のエース。この草Zウルガモスを出した試合は高確率で勝てます。
ウルガモスを使ってみてびっくりしたことは、水タイプがよく後出しされるということです。
レヒレ、スイクン、メガバンギラスなどギガドレインは想定しているけど一撃では倒されないから返しの技で対処しようとしてくる相手が多かったです。
そこを返り討ちにするソラビZは、めちゃくちゃ刺さりました。Z技は役割破壊Zが至高ですね。
全抜きの障害となるポケモンをソラビZで倒してしまえば、後ろはウルガモスに弱いポケモンばかりなので3タテコースでした。
あとウルガモスを使うなら、絶対めざ氷入れた方がいいです。マンダ軸に出せるようになるだけで刺さる構築が断然増えます。
また、ウルガモスはステロカバルドンを誘い出すという選出誘導の役割も担っています。
ウルガモスなどめざめるパワーを覚えさせるポケモンも色違いを粘りたいところです、色違いだからめざパは持っていないだろうという相手の心の隙をつけるかもしれませんからね。
カミツルギ@イアのみ
特性:ビーストブースト 性格:臆病
努力値 H116 D140 S252
選出率6位
お友達のらちゅさんが貸してくれたらちゅツルギ。ビーストブーストでS上がるカミツルギ。
出す機会こそ少なかったがガルーラを中心とする対面気味の構築や砂パなどには圧力をかけることができました。
火力は剣舞積まないとお前さん本当にカミツルギかい?というくらい火力がないのでラティオスの壁やおきみやげでサポートして剣舞積んで一体倒して全抜きの流れが決まりやすかったです。
貴重な個体を貸してくれたらちゅさんに感謝。
〈総括〉
今期は構築ができるのが遅く、仕事で忙しかったのもあり、2000は無理かな〜って思っていたのですがCASを見にきてくれる人がいてくれたおかげでモチベーションを保つことができました。
ありがとうございます!おもしろい構築、ギミックが大好きなのでもっともっと変なポケモンを生み出していきたいです。
自分のやりたいことも貫いていきたいです。
また、2000目指してがんばります。
この記事が何かの参考になればとても嬉しいです。
それでは、また